日工営が急伸、通期の業績予想を上方修正

株式

2021/2/15 12:35

 日本工営<1954.T>が急伸。12日引け後の決算発表で、21年6月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前週末比210円高の2981円まで値を上げている。

 21年6月期について、予想売上高を従来の1026億円から1176億円(前期比4.8%減)に、営業利益を15億円から49億円(同6.8%増)にそれぞれ引き上げ一転して増益を見込んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響を最大限に織り込んでいたが、主力のコンサルタント国内事業は順調に推移し、コンサルタント海外事業は渡航再開に伴い現地作業が開始されていることが主な要因。

 21年6月期上期(20年7月-12月)は、売上高466億7500万円(前年同期比5.0%減)で、営業損益は1800万円の赤字(前年同期は14億2700万円の赤字)だが、第2四半期(20年10月-12月)に限ると営業損益は10億1000万円の黒字(同2億5000万円の赤字)に浮上している。

 午後零時32分現在の株価は161円高の2932円。

提供:モーニングスター社

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