17日の債券市場見通し=下値固めの展開か

債券

2021/2/18 8:32

予想レンジ:債券先物中心限月(21年3月限)151.20円-151.40円、長期国債利回り0.085%-0.095%

 17日の債券市場は、下値固めの展開か。

 前日の米国債は反発。発表された米経済指標が軒並み強い内容だった。インフレ懸念が一段と強まったが、米国債は底堅く推移した。市場では、「前日の金利上昇のスピードが速かった分、押し目買いやポジション調整目的の買いが優勢化したため」(銀行系証券)との見方。

 国内市場では、先物・夜間取引が反発。米債券市場の流れを引き継ぎ、底堅くスタートしそうだ。米国債利回りの上昇がひとまず一服したことで、円債相場も下げ止まる展開か。財務省が実施する20年国債入札は、大崩れしないとの見方が多い。入札を無難に通過し、下値を固める動きが見込まれる。

提供:モーニングスター社

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