19日の債券市場見通し=下げ渋りの展開か

債券

2021/2/19 8:27

予想レンジ:債券先物中心限月(21年3月限)151.20円-151.40円、長期国債利回り0.090%-0.095%

 19日の債券市場は、下げ渋りの展開か。

 前日の米債券は反落。インフレ懸念が引き続き意識され、前半から売りが先行した。「中盤以降は新規失業保険申請件数の増加や株価の軟調地合いを背景にした押し目買いが入った」(銀行系証券)という。

 国内市場では、過度な売りは想定されず、下げ渋りの展開となりそうだ。NYダウの下落に伴い日経平均株価が軟化する場面では、押し目買いを誘いそうだ。

 日銀の長期国債買い入れオペが通知される。「今日のオペで仮に何らかの変更があるとすれば、金利上昇をけん制する方向になるのだろう。ただ、10年国債利回りが節目の0.1%を下回る水準で推移していれば、対応は見送られるのではないか」(同)との見方。

提供:モーニングスター社

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