<米国株情報>ゲイツ財団、アリババとウーバーの全持ち株売却―アップル株は半減

株式

2021/2/22 10:19

 マイクロソフト<MSFT>創業者のビル・ゲイツ氏と妻のメリンダ氏が運営する慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」が12日、中国インターネット大手アリババ・グループ<BABA>や配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER>の全株を20年の第4四半期(10-12月)に売却していたことが分かった。また、アップル<AAPL>も持ち株の半分を売却した。経済誌バロンズが20日に伝えた。

 SEC(米証券取引委員会)に提出された報告書によると、ゲイツ財団は20年の第3四半期(7-9月)時点でアリババ株を55万2383株(ADR)、ウーバー株を2万6767株、それぞれ保有していたが、どちらも12月末時点でゼロとなった。アップルについては持ち株の半分に相当する100万株を売却し、12月末時点で持ち株数は100万2088株となった。

 一方、バイオ医薬品の創薬に必要な計算ソフトを提供しているシュレーディンガー<SDGR>の株式を200万株追加取得し、12月末時点で698万1664株となった。シュレーディンガーは20年2月に株式公開したばかりで、当時の公開価格は1株につき17ドルだったが、前年末時点で4.7倍の79.18ドルと、約6倍に上昇。21年に入っても堅調に推移しており、2月20日時点で年初来32.6%高の105.03ドルとなっている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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