米国株式市場:パウエルFRB議長の証言などが支えでNYダウ3日続伸、ナスダックは続落

株式

2021/2/24 7:46

 23日の米国株式は、NYダウが前日比15.66ドル高の3万1537.35ドルと3日続伸、ナスダック総合指数は同67.850ポイント安の1万3465.198ポイントと続落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が12億6312万株、ナスダック市場が73億3876万株だった。

 朝方は利益確定売りが先行したものの、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は同日の議会証言で、金融緩和策を当面は継続する考えを改めて示した。追加の経済対策や新型コロナワクチン普及の期待感も支えとなり、NYダウは小幅ながら上昇に転じた。一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は、マイクロソフト<MSFT>やエヌビディア<NVDA>、テスラ<TSLA>などが下落し、同指数の重しとなった。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比175円安の2万9995円だった。

提供:モーニングスター社

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