レイが一時急伸、21年2月期は赤字転落ながら前期と同額の期末一括配当を計画

株式

2021/2/24 11:11

 レイ<4317.T>が急伸し、一時16円高の392円を付けている。22日引け後、未定としていた21年2月期の連結業績予想を発表。損益は赤字に転落する見込みとしたが、期末一括配当を行う方針を示し、材料視された。

 21年2月期業績予想は、売上高70億円(前期比41.3%減)、営業損益は7億1000万円の赤字(前期は10億3500万円の黒字)とした。新型コロナの影響で、主力事業のイベント・展示会・コンサート・舞台の自粛が響いた。経費削減やオンラインイベントなどを進めたが、売上高減少の影響を吸収することができなかった。配当については、新型コロナの影響による業績への影響がある程度抑えられたことや、内部留保の状況、財務状況などを総合的に勘案し5円の配当予想としている。

 午前11時7分時点の株価は、前営業日比8円高の384円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ