<米国株情報>スクエアは3日続落、ビットコイン追加取得を嫌気か―第4四半期決算は織り込み済み

株式

2021/2/25 10:21

 電子決済サービス大手スクエア<SQ>は24日、7.51%安の237.32ドルで引け、大幅に3日続落した。23日引け後に20年12月期第4四半期(10-12月)の決算を発表。売上高、1株当たり利益(EPS)ともに市場予想を上回ったが、好決算は織り込み済みで、同時に明らかにした暗号資産ビットコインの追加取得が嫌気され、売りが優勢となったようだ。

 スクエアは20年10月に長期投資を目的として5000万ドル相当のビットコインを取得しているが、2月に1億7000万ドル相当のビットコインを追加取得した。足元でビットコインはやや不安定な動きをみせており、不透明感が強まったもよう。現在、スクエアが保有するビットコインは時価総額ベースで約4億ドルとなり、20年12月末時点の流動資産(約78億ドル)の約5%を占める。

 売上高は前年同期比2.4倍の31億5800万ドルと大きく成長。純利益は同24.8%減の2億9390万ドルに落ち込んだが、調整後の1株当たり利益(EPS)は0.32ドル(前年同期は0.23ドル)となり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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