<米国株情報>エヌビディア、第4四半期は売上高50億ドル突破―ゲーム需要急増
2021/2/26 10:11
グラフィック・プロセッサ(GPU)大手エヌビディア<NVDA>が24日引け後、21年1月期第4四半期(20年11月-21年1月)の決算を発表した。売上高は前年同期比61%増の50億300万ドルと、四半期ベースで初めて50億ドルを突破。純利益は同54%増の14億6000万ドル、一時的項目を除いた調整後の1株当たり利益(EPS)は同64%増の3.10ドルとなり、市場予想を上回った。
部門別では、主力のGPUを搭載したゲーム機器用グラフィックスカード部門の売上が同67%増の25億ドルと過去最高を記録した。コロナ禍で在宅時間が増えたことでビデオゲーム需要が増加し、ゲーム機器向けGPUの販売が好調だった。データセンターや自動車、ロボット向け半導体を含むコンピュート・ネットワーキング部門も同91%増の19億5000万ドルと急成長した。一方、自動運転車用半導体部門は同11%減の1億4500万ドルだった。
22年1月期第1四半期(21年2-4月)の売上高は、51億9000万-54億1000万ドルを予想し、市場予想の44億9000万ドルを上回った。3月には暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)などのマインニング向けGPU新製品「クリプトカレンシー・マイニング・プロセッサー(CMP)」を市場投入する。第1四半期におけるCMPの売上は約5000万ドルを見込んだ。
25日の株価は8.22%安の532.30ドルと急反落した。データセンター向けの売上鈍化懸念が強まったとの見方がある。
<関連銘柄>
NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、
SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、
NYダウベア<2041.T>
提供:モーニングスター社
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