淀川鋼が急伸、100万株の自己株式を消却し株主優待制度を拡充へ

株式

2021/3/1 14:46

 淀川製鋼所<5451.T>が急伸。2月26日引け後に、21年3月31日を予定日として100万株(消却前の発行済株式数の2.79%)の自己株式を消却し、同時に株主優待制度を拡充すると発表したことが好感された様子。株価は前週末比125円高の2319円まで値を上げている。

 株主優待制度について、従来は、例えば所有株式数が100株以上300株未満の場合、保有期間が3年未満は1000円相当の、3年以上は2000円相当のそれぞれカタログギフトを贈呈していたが、保有期間3年未満を2000円相当に、3年以上を4000円相当に引き上げている。対象は毎年3月31日現在に1単元(100株)以上所有する株主。

 また、今回限りの実施として、21年3月31日現在に1単元(100株)以上所有する株主を対象に、セレッソ大阪との「長居球技場ネーミングライツを含む包括的パートナーシップ」契約締結を記念してオリジナルデザインのQUOカード(1000円分)を贈呈する。

 一方、「西脇カントリークラブゴルフ優待券」については、株主への利益還元のあり方や公平性等を総合的に勘案し廃止するとした。

 午後2時42分現在の株価は123円高の2317円。

提供:モーニングスター社

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