米国株式市場:金利上昇への警戒感が後退、NYダウ3日ぶり反発、ナスダックは続伸

株式

2021/3/2 7:46

 1日の米国株式は、NYダウが前週末比603.14ドル高の3万1535.51ドルと3日ぶりに反発、ナスダック総合指数が同396.484ポイント高の1万3588.829ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が10億7756万株、ナスダック市場が59億5607万株だった。

 FDA(米食品医薬品局)は2月27日、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>が開発した1回の接種で済む新型コロナワクチンの緊急使用を承認。ワクチン普及が加速するとの見方から、買いが先行した。米10年物国債の利回りが、前週末よりも低下(価格は上昇)したこともあり、金利上昇懸念が後退した。NYダウは一時730ドルを超える上昇をみせる場面もあった。同指数の採用銘柄では、ボーイング<BA>やアップル<AAPL>、ダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比320円高の2万9900円だった。

提供:モーニングスター社

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