オリンパスが小幅高、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は2580円に引き上げ

株式

2021/3/3 16:25

 オリンパス<7733.T>が小幅高。東海東京調査センターでは2日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2370円から2580円に引き上げている。

 目標株価2580円は、グローバルな医療機器分野の21年度の予想平均PER39倍と同社の22年3月期予想連結一株利益66.1円を適用し算出されている。会社側は、21年3月期連結営業利益について、795億円(20年3月期実績は834億6900万円、従来605億円)を計画しており、新型コロナウイルス感染症拡大の影響一巡もあり、第4四半期(21年1月-3月)は回復が加速すると想定しているとコメント。

 国内で第3次補正予算の顕在化も見込まれるとしている。海外も各国ともに医療インフラ強化に向けた予算の積み増しが追い風になると見込んでおり、同証券では21年3月期連結営業利益を810億円と試算している。22年3月期は国内外での期初からの回復から、同証券では連結営業利益について前期比45.7%増を見込んでいる。その後も新製品効果などから、攻勢が続くと予想している。

 3日の終値は、前日比70円高の2370円。

提供:モーニングスター社

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