アスクルが急騰、業績予想の上方修正や期末配当予想の増額、株式分割の実施で買い人気

株式

2021/3/17 10:24

 アスクル<2678.T>が急騰し、前日比550円高の4100円を付けている。16日引け後、21年5月期(20年5月21日-21年5月20日)連結業績予想の上方修正、期末配当予想の増額および株式分割を発表、買い人気を集めた。

 21年5月期業績予想で、売上高を4100億円から4160億円(前期比3.9%増)に、営業利益を108億円から130億円(同47.4%増)に引き上げた。第3四半期(20年5月21日-21年2月20日)においても、引き続きBtoB事業の売上高、売上総利益率ならびに物流費比率が計画対比で順調に推移しており、第4四半期(2月21日-5月20日)も第3四半期までの収益性は維持されると見込んでいる。

 期末配当予想は、従来の19円から25円(前期実績19円)に増額し、年間配当は中間期配当19円(同19円)と合わせ44円(同38円)となる見込み。

 株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げ、同社株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることを目的に実施。5月20日を基準日、同21日を効力発生日として1株を2株に分割する。

 午前10時20分時点の株価は、前日比445円高の3995円。

提供:モーニングスター社

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