パイプドHDが急騰、21年2月期業績予想の上方修正と期末配当予想の増額を材料視

株式

2021/3/17 13:02

 パイプドHD<3919.T>が急騰し、一時249円高の1818円を付けている。16日引け後、21年2月期の連結業績予想の上方修正と未定としていた期末配当予想を発表、材料視された。

 21年2月期業績予想は、売上高を58-62億円から65億円(前期比4.7%増)に修正し、営業利益は10-12億円から14億円(同0.7%増)とし、一転して増益となる見込み。新型コロナウイルス感染症の拡大で、一部セグメントにおいて主に営業面で停滞が見られマイナスの影響を受けた。一方で、情報資産プラットホームセグメントは、足元で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種やウェビナー申込など、新型コロナウイルス感染症対策に関連する急を要するシステム案件を多数受注したことなどが寄与する。未定としていた期末配当予想は14円(前期実績12円)に増額するとした。中間期配当9円(同9円)と合わせた年間配当は23円(同21円)となる見込み。

 午後1時時点の株価は、前日比199円高の1768円。

提供:モーニングスター社

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