18日の東京株式市場見通し=堅調な展開か

国内市況

株式

2021/3/18 7:47

 予想レンジ:2万9800円-3万100円(17日終値2万9914円33銭)

 18日の東京株式は、堅調な展開か。日経平均株価はきのう17日、小幅ながらも7日ぶりに反落した。ただ、現地17日の米国株式が上昇し、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)は会見で、緩和的な政策を継続する考えを示していることから、買い優勢のスタートとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の後半(17日は109円15-17銭)と円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同129円78-82銭)と円安方向にある。対ドルでの円高を警戒し、輸出関連銘柄には重しとなる場面も想定される。17日のADR(米国預託証券)は円換算値で、日電産<6594.T>、アドバンテス<6857.T>、日産自<7201.T>などが、17日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所清算値比95円高の2万9815円だった。(高橋克己)

 18日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・13:00 2月首都圏新規マンション発売

・14:00 2月民生用電子機器国内出荷

・日銀金融政策決定会合(19日まで)

・IPO(新規上場)=i-plug<4177.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米3月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、米週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米2月コンファレンス・ボード景気先行指数

・トルコ中銀金融政策決定会合

・英国金融政策発表

・決算発表=アクセンチュア<ACN>、ダラー・ゼネラル<DG>、フェデックス<FDX>、ナイキ<NKE>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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