１９日の東京株式市場見通し＝反落後はもみ合いか
予想レンジ：２万９８００円－３万円（１８日終値３万２１６円７５銭）
１９日の東京株式は反落後、もみ合いか。きのう１８日の日経平均株価は大幅反発し、終値ベースでは２月２５日（３万１６８円２７銭）以来、３週間ぶりに３万円台を回復。ただ、短期的な達成感や現地１８日の米国株式が反落したこともから、売り優勢のスタートになるとみられる。為替相場は、ドル・円が１ドル＝１０８円台の後半（１８日は１０９円２０－２２銭）、ユーロ・円が１ユーロ＝１２９円台の後半（同１３０円４５－４９銭）と、円高方向に振れていることも重しとなりそう。また、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めたいとして、模様眺めムードが広がりそうだ。１８日のＡＤＲ（米国預託証券）は円換算値で、コマツ<6301.T>、ファナック<6954.T>、任天堂<7974.T>などが、１８日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、１８日の大阪取引所清算値比３２５円安の２万９７３５円だった。（高橋克己）
１９日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ ８：３０ ２月消費者物価
・黒田日銀総裁会見
・ＩＰＯ（新規上場）＝ココナラ<4176.T>、Ｔ．Ｓ．Ｉ<7362.T>（マザーズ）
【海外】（時間は日本時間）
・１６：００ 独２月生産者物価
◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供：モーニングスター社
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