<米国株情報>米司法省、ビザを独禁法違反の疑いで調査開始へ

株式

2021/3/22 10:26

 米クレジットカード最大手ビザ<V>は19日、前日比6.24%安の206.9ドルと急落した。この日、デビットカード事業で独占禁止法に抵触している恐れがあるとして米司法省から調査を開始する旨の通告を受けたことを明らかにした。

 調査は米国でのデビットカード決済事業に関するもので、ビザは詳細を明らかにしていないが、経済専門チャンネルCNBCなどによると、商品販売業者がデビットカードの決済処理をビザ以外のオンライン決済事業者を利用するのを妨害している可能性があり、公正競争の妨害やビザの不法な市場独占の有無について調査が進められるもようだ。

 ビザは米国内の法律を順守しているとしたうえで、「司法省から関係文書の提出などの要請は受けていない」とコメントしている。

<関連銘柄>

NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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