日本オラクルが急落、第3四半期累計は増収増益を確保するも期待にとどかず

株式

2021/3/22 13:24

 日本オラクル<4716.T>が急落。19日引け後の決算発表で、21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の単体業績は増収増益を確保したが、市場の期待にとどかなかった様子。株価は前週末比1160円安の1万690円まで値を下げている。

 21年5月期第3四半期累計は、売上高1496億9800万円(前年同期比0.5%増)、営業利益497億2000万円(同7.3%増)。 主力の「クラウド&ライセンス」が、エンタープライズ向けERPアップグレード(オンプレミスからクラウドへのリフト&シフト)の推進により、売上高1216億8000万円(同1.2%増)、営業利益491億4800万円(同5.6%増)となって全体をけん引した。ただ、第3四半期(20年12月-21年2月)に限ると、単体営業利益は166億5300万円(同2.2%増)と、第2四半期(20年9-11月)の185億3100万円(同17.3%増)から金額、伸び率とも勢いが鈍っている。

 午後1時23分現在の株価は910円安の1万940円。

提供:モーニングスター社

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