マルマエが続急落、通期の業績予想を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2021/3/31 14:36

 マルマエ<6264.T>が続急落。30日引け後の決算発表で、21年8月期の単体業績予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比58円安の1320円まで値を下げている。

 21年8月期について、予想売上高を従来の47億円から49億8000万円(前期比13.5%増)に、営業利益を7億8000万円から10億2000万円(同13.8%増)にそれぞれ引き上げている。半導体分野の市場が過去最高水準の活況であること、FPD(フラットパネルディスプレー)分野も市場が急回復し受注が増加していること、加えてその他分野では太陽電池製造装置向けの受注があったこと、および採算性の低い受注が減ったことが主な要因。期末配当予想も従来の10円から12円(前期は12円)に引き上げ、年間22円(同17円)配当としている。

 21年8月期上期(20年9月-21年2月)は、売上高22億9900万円(前年同期比13.9%増)、営業利益4億2400万円(同16.2%増)だった。

 午後2時34分現在の株価は40円安の1338円。

提供:モーニングスター社

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