日創プロが5日ぶり急反落、21年8月期の連結業績予想を下方修正

株式

2021/3/31 16:07

 日創プロニティ<3440.T>が5日ぶりに急反落し、130円安の767円を付けた。30日引け後、21年8月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

 21年8月期業績予想で、売上高を88億円から70億円(前期比16.6%減)に、営業利益を7億8000万円から1億6000万円(同78.4%減)に引き下げ、一転して大幅な営業減益となる見込み。金属加工事業で、当初見込んでいた複数の太陽電池アレイ支持架台の材工一括案件で、EPC事業者(設計、資機材調達、建設工事を含む一連の工程を請け負う事業者)として入札し、受託後は同社に発注予定であった取引先が失注となった案件が発生。また、施主とEPC事業者間の契約が、当初のスケジュールより遅れていることから着工遅延となっている案件が発生したことなどが影響する。

 21年8月期第2四半期(20年9月-21年2月)の決算は、売上高が39億4400万円(前年同期比17.7%減)、営業利益が2億4000万円(同60.0%減)だった。

 31日の終値は、前日比114円安の783円。

提供:モーニングスター社

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