日経平均が大幅反発スタート、きのう下落した反動や米国での財政出動計画を材料視=4月1日寄り付き

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株式

2021/4/1 9:07

 4月1日の日経平均株価は、前日比263円11銭高の2万9441円91銭と大幅に反発してスタート。きのう3月31日は5日ぶりに大幅反落したが、その反動や、現地31日の米国で、2兆ドル(約220兆円)の財政出動計画が明らかになったことから、景気回復の期待が高まり、買いが優勢となったようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所清算値比165円高の2万9334円だった。取引開始前に日本銀行(日銀)が発表した3月全国企業短期経済観測調査(日銀短観)によると、大企業製造業の業況判断DIはプラス5で、前回20年12月調査のマイナス10から改善したほか、市場予想平均のマイナス1を上回った。事業計画の前提となる想定為替は、1ドル=106円66銭(20年12月調査は106円79銭)となっている。

 東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=110円台の後半(3月31日は1ドル=110円73-74銭)、1ユーロ=129円台の後半(同129円90-94銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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