アドバンテストが年初来高値、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価1万1000円に

株式

2021/4/5 16:22

 アドバンテスト<6857.T>が7日続伸、310円高の1万810円まで買われ、連日の年初来高値更新。東海東京調査センターでは2日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は1万円から1万1000円に引き上げている。

 同センターでは、受注高を21年3月期3150億円(会社側計画は3100億円)、22年3月期3600億円、23年3月期3800億円に見直し、連結営業利益を21年3月期700億円(同670億円)、22年3月期900億円、23年3月期1050億円と予想。目標株価は過去4年平均の最高平均PER22倍と、23年3月期予想連結一株利益500円を前提に、1万1000円に引き上げるとしている。

 「主要顧客の台湾及び中国OSAT(半導体後工程受託メーカー)からの受注高は、スマホの生産に対応して季節的に年度後半に強い傾向があると判断しているという。また、同社の主力製品は5Gスマホやデータセンター向け半導体用SoCテスタ、5Gスマホおよびゲーム向け半導体用メモリテスタ、ディスプレー・ドライバーICテスタ、などに加えてシステムレベル・テスト事業の貢献により、テスタ関連需要が旺盛と想定しているという。

 5日の終値は、前週末比200円高の1万700円。

提供:モーニングスター社

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