今晩のNY株の読み筋=FOMC議事録や要人発言に注目

株式

2021/4/7 17:04

 7日の米国株式市場は、利益確定売りをこなしながらの展開とみる。株式市場、債券市場ともに一服感が出ており、6日のNYダウが下落した。米景気の回復期待は根強く、下値では押し目買いが期待されるものの、短期的な過熱感も意識されており、目先は利益確定売りも出やすい。

 きょうは3月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表される見通し。3月の会合で政策金利は据え置かれたが、22年と23年の利上げ予想したメンバーが12月時点から増えていることから、出口戦略の議論が進むようだと株価の重しになりそうだ。

 きょうはエバンズ米シカゴ連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁と、21年のFOMC(米連邦公開市場委員会)の投票権を有するメンバーの発言機会が重なっており、各人の発言にも注意しておきたい。

<主な米経済指標・イベント>

米2月貿易収支、3月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨

エバンズ米シカゴ連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁が発言

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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