カーブスHDが続急伸し上場来高値を更新、上期業績が計画を超過し通期予想を上方修正

株式

2021/4/12 14:12

 カーブスホールディングス<7085.T>が続急伸。9日引け後の決算発表で、21年8月期上期(20年9月-21年2月)の連結業績が計画を超過し、通期予想を上方修正したことが材料視された様子。株価は前週末比60円高の1072円まで値を上げ、3月23日の上場来高値1055円を更新している。

 21年8月期上期は、売上高118億9100万円(前年同期比17.6%減)、営業利益8億7100万円(同70.8%減)。1月7日に発出された「緊急事態宣言」などの影響により例年以上に新規入会数が低調に推移し、休会者数も微増したことで大幅な減収・減益にとどまったが、第1四半期(20年9-11月)に実施した新規入会キャンペーン、休会復帰キャンペーンが功を奏して実質会員数(在籍会員数から特別休会会員数を除いた会員数、会費を徴収している会員数)が想定を上回る中、売上高で7億9100万円、営業利益で8億7100万円、それぞれ従来予想を超過した。

 これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の235億円から240億円(前期比4.3%減)に、営業利益を10億円から13億円(同11.4%増)にそれぞれ引き上げている。

 午後2時10分現在の株価は32円高の1044円。

提供:モーニングスター社

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