スクリーンが小動き、野村証は「BUY」継続、目標株価は1万3769円に引き上げ

株式

2021/4/12 16:10

 SCREENホールディングス<7735.T>が小動き。野村証券では9日付で、投資判断「BUY」(買い)を継続、目標株価は1万721円から1万3769円に引き上げている。

 主力事業の半導体製造装置で、20年3月期の売上の25%がTSMC(台湾積体電路製造)、15%がIntel向けだったが、両社の半導体設備投資が22年以降大きく増加する見通しとなったことから、目標株価を1万3769円に引き上げるとしている。22年3月期以降の半導体製造装置の売上予想を引き上げ、業績予想を上方修正し、「BUY」を継続するとしている。

 同証券では、TSMCの製造ラインは世界的な半導体不足によって22年末までフル稼働となる予定であり、今後、同社が半導体設備投資を更に積み増す可能性は高いと考えているという。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期236億円(前期比87.9%増、従来236億円、会社側計画は210億円)、22年3月期395億円(従来362億円)、23年3月期529億円(同404億円)と試算している。

 12日の終値は、前週末比30円高の1万820円。

提供:モーニングスター社

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