富士電機が軟調、SMBC日興証は「2」に引き下げ、目標株価は5300円に引き上げ

株式

2021/4/13 15:45

 富士電機<6504.T>が軟調。SMBC日興証券では12日付で、投資判断を「1」(アウトパフォーム)から「2」(中立)に引き下げ、目標株価は4500円から5300円に引き上げている。

 ファンダメンタルズの力強さは産エレセクター内で最高位と位置付けているものの、第3四半期(20年10-12月)以降の株価上昇で中・長期成長性が織り込まれたと判断したとコメント。バリュエーションはPER17.6倍やEV/EBITDA9.3倍と、直近5年平均から2標準偏差高い水準に上昇しており、パワー半導体という高いテーマ性が更にバリュエーション上昇を許容する可能性もあるものの、株式市場の視認性が低い状況下でのバリュエーションの調整リスクへも配慮したとしている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、21年3月期430億円(前期比1.1%増、従来410億円、会社側計画は410億円)、22年3月期600億円(従来515億円)、23年3月期670億円、24年3月期780億円、25年3月期910億円と試算している。

 13日の終値は、前日比50円安の5000円。

提供:モーニングスター社

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