(再送)関通が一時ストップ高に年初来高値を更新、22年2月期は営業利益60.4%増を見込み中期計画も評価

株式

2021/4/15 9:49

 関通<9326.T>が一時ストップ高(502円高)の3270円に噴き上げ、1月14日の年初来高値2830円を一気に更新した。14日引け後に21年2月期単体決算と22年2月期業績予想を発表、今期は大幅増益基調が続く見通しとなり、好感された。

 22年2月期業績予想は、売上高が107億5600万円(前期比12.6%増)、営業利益が6億7000万円(同60.4%増)を見込む。2つの物流センターの新設を決定し、新たな需要に対応するとともに、引き続きインターネットを通じた効果的な顧客獲得に努めていく。また、既存の顧客に対しては、物流ロボット等の物流業務の自動化装置の導入を含め、継続して物流サービスの生産性向上に取り組み、出荷数量の増加に対応することにより、顧客満足度の向上に努めるとしている。21年2月期決算は、売上高が95億3000万円(前期比30.5%増)、営業利益が4億1800万円(同43.5%増)だった。

 同時に明らかにされた中期3カ年経営計画も評価材料となった。成長戦略として、大型冷凍冷蔵倉庫の新設、ITベンダーとしての躍進、ラストワンマイルサービスの構築を掲げ、最終年度の24年2月期に売上高153億3700万円、営業利益10億9500万円を目指す。

提供:モーニングスター社

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