HIOKIが急騰しストップ高、第1四半期の営業利益は78.6%増益

株式

2021/4/16 12:37

 日置電機<6866.T>が急騰。15日引け後の決算発表で、21年12月期第1四半期(1-3月)の連結業績が好調な推移を示したことが好感され、株価は朝方から気配値を切り上げる展開。前日比700円ストップ高の5150円で寄り付き、3月29日の年初来高値4480円を更新している。

 21年12月期第1四半期は、売上高69億4900万円(前年同期比19.2%増)、営業利益13億9700万円(同78.6%増)で、営業利益の上期(1-6月)予想15億円(同5.7%減)に対する進ちょく率は93.1%に達している。主要顧客である自動車および電子部品業界で設備投資の回復が進む中、バッテリー、モーター、5G(第5世代移動通信システム)関連の計測器需要が高まった一方、新型コロナウイルス感染症対策として在宅勤務やWeb会議が普及したことでデータセンターの投資が進み、保守管理用途での計測器の需要も増加。主力の「電子測定器」が売上高を29億4300万円(同24.8%増)に伸ばして全体をけん引した。

 午後零時33分現在は、ストップ高買い気配で差し引き1万1000株の買い越し。

提供:モーニングスター社

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