マルマエが続急騰し年初来高値を更新、3月度の受注残高は42.2%増

株式

2021/4/19 12:36

 マルマエ<6264.T>が続急騰。16日引け後に発表した、21年8月期3月度の受注残高が好感された様子。株価は前週末比185円高の1749円まで値を上げ、8日の年初来高値1647円を更新している。

 3月度の受注残高は、「FPD(フラットパネルディスプレー)分野」が4億9900万円(前年同月比69.8%増)で、主力の「半導体分野」は、検収は高水準だったが、一部に数カ月分のまとめ発注など、さらに強い受注があったことにより7億5300万円(同25.7%増)に増加。「その他分野」を合わせた合計は12億8000万円(同42.2%増)に伸長した。

 今後の見通しとして、「半導体分野」はロジック向けの投資が拡大するなど市場環境は過去最高水準にあり、受注についても多少の山谷はありながらも好調に推移しそうだとし、新規顧客からの量産受注も始まっており、中・長期的な拡大の継続を見込んでいる。FPD分野では、市場環境が回復傾向にあるとしている。

 午後零時33分現在の株価は147円高の1711円。

提供:モーニングスター社

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