ベイカレントが上場来高値、水戸証は「A」継続、目標株価は3万6000円に引き上げ

株式

2021/4/19 15:34

 ベイカレント・コンサルティング<6532.T>が3日続伸、1710円高の3万1700円まで買われ、連日の上場来高値更新。水戸証券では16日付で、投資判断「A」(強気)を継続、目標株価は2万3000円から3万6000円に引き上げている。

 23年2月期も大幅増収増益が予想され、DX(デジタルトランスフォーメーション)への強い需要は長期で続くと思われるとコメント。高稼働率の維持と単価の上昇も引き続き期待できようとしている。目標株価3万6000円は、22年2月期予想PER約40倍から算出されている。新型コロナ下でも顧客のニーズは旺盛な模様とし、売上の原資である良質なコンサルタントをいかに多く採用できるかが重要だろうとしている。

 同証券では単体業績について、22年2月期は売上収益550億円(前期比28%増、会社側計画は510億円)、営業利益195億円(同44%増、同160億円)、23年12月期は売上収益690億円、営業利益265億円と試算。22年2月期は、日本企業がDXへの取組を強化していることを考えると、需要は旺盛に思われるとし、DXへの強い需要は単価上昇にも寄与すると予想している。また、積極的な採用を続けることで、採用数は500名以上が期待され、単価上昇と増収効果により利益率の改善を見込んでいる。

 19日の終値は、前週末比1210円高の3万1200円。

提供:モーニングスター社

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