デンソー、「トレーラブレーキ温度監視システム」を日通商事と共同開発

株式

2021/4/20 16:09

 デンソー<6902.T>は20日、トレーラのブレーキの異常な温度上昇を検知してドライバーに警告する「トレーラブレーキ温度監視システム」を日通商事(東京都港区)と共同で開発したと発表した。

 今回販売を開始する「トレーラブレーキ温度監視システム」は、トレーラ火災の原因の多くが、ブレーキの異常な温度上昇であることに着目して開発された。同製品は、各車輪のブレーキに温度センサーを設置し、異常な高温、急激な温度上昇、他のブレーキとの温度差を検知する。ブレーキの温度推移を常時監視することで、早い段階で異常を検知し、火災などの危険なトラブル発生前にドライバーへ警告するという。同製品は、4月下旬から日通商事および日本トレクス(愛知県豊川市)から販売される予定。

 20日の終値は、前日比162円安の7130円。

提供:モーニングスター社

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