<米国株情報>アメリカン航空、年内だけで約300人のパイロット新規雇用へ

株式

2021/4/22 10:16

 航空大手アメリカン航空<AAL>がパイロットの増員を計画していることが分かった。20日に運行管理担当副社長のチップ・ロング氏が従業員に向けたメモによると、年内だけで約300人のパイロットを新規に雇用し、22年には約600人のパイロットを増員する。

 一方、同社の運航企画担当副社長であるブライン・ズノティンス氏は、夏季休暇のシーズンに、「ボーイング787」や「777」など国際線で使用される大型機を国内線に投入し、国内線の旅客輸送能力を19年水準の90%超に引き上げる方針を明らかにしている。

 航空業界は、ワクチンの普及に伴って旅客需要が回復するとの期待が高まっている。同業大手ユナイテッド航空ホールディングス<UAL>も5月から約300人のパイロットの雇用を再開する意向を示しているほか、格安航空大手スピリット航空<SAVE>は3月から新規採用のパイロットと客室乗務員の訓練を再開。格安航空大手ジェットブルー航空<JBLU>もパイロットの新規雇用を再開する計画だ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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