川岸工が続急落、上期および通期の営業利益予想を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2021/4/26 14:10

 川岸工業<5921.T>が続急落。23日引け後に、21年9月期上期(20年10月-21年3月)、および通期の単体営業利益予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前週末比370円安の2810円まで値を下げている。

 21年9月期上期について、予想売上高は従来の100億円から83億2000万円(前年同期比12.4%減)に減額したが、営業利益を6億円から9億2800万円(同17.3%増)に増額。通期は、売上高は200億円から190億円(前期比4.6%減)に引き下げたが、営業利益を9億円から14億円(同1.8%減)に引き上げている。上期は、売上高は工場の稼働率の低下により未達となるが、前期に受注した採算性の良い大型工事の完成や設計変更の獲得により営業利益は上ブレる見通し。通期は上期の業績推移を踏まえた。

 午後2時7分現在の株価は180円安の3000円。

提供:モーニングスター社

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