安川電機が小動き、東海東京調査センターは「ニュートラル」・目標株価5730円に引き下げ

株式

2021/4/26 16:00

 安川電機<6506.T>が小動き。東海東京調査センターでは23日付で、投資判断を「アウトパフォーム」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を5780円から5730円に、それぞれ引き下げている。

 株価調整が続くものと想定、その理由として、(1)顧客のひとつである工作機械業界で4月以降の受注調整を想定(2)中国では旧正月前後に設備投資が急増したが、4月以降は反動減少を想定(3)自動車関連投資は、特に内燃自動車において増産投資が少ない――などを挙げている。半導体関連投資は好調が持続しそうであり、同社のサーボモータ需要にはプラス材料が続くものの、すでに高PER評価となっており、さらなる評価上昇は難しいと想定している。

 目標株価5730円は、22年2月期予想PER45倍から算出、従来はPER50倍を想定していたことから、これが小幅に引き下げられている。四半期売上収益が22年2月期第2四半期(21年6-8月)にピークアウトすると予想していることから、従来よりもPER評価を引き下げたとしている。

 26日の終値は、前週末比20円安の5160円。

提供:モーニングスター社

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