ペガサスが一時急伸、21年3月期の連結業績予想の上方修正とJUKIとの事業提携契約を材料視

株式

2021/4/27 11:11

 ペガサスミシン製造(ペガサス)<6262.T>が急伸し、前日比19円高の549円を付けている。26日引け後、21年3月期の連結業績予想の上方修正と、JUKI<6440.T>との事業提携契約を締結したと発表、材料視された。

 21年3月期業績予想は、売上高を123億9000万円から124億2000万円(前期比17.0%減)に、営業利益を4億円から5億1000万円(同2.2%増)に引き上げ、一転して営業増益となる見込み。主力の工業用ミシンおよびダイカスト部品事業の需要は、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響はあるものの回復傾向にあるという。利益面では、コスト低減や経費の削減に取り組んだことが寄与する。また、未定としていた期末配当は7円(前期実績7円)にするとした。

 同時にJUKIとの業務提携を発表。工業用ミシン事業分野を中心とした新興国市場開拓の協業や、商品開発の協業を行うとしている。

 午前11時10分時点の株価は、前日比10円高の540円。

提供:モーニングスター社

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