東エレデバが急騰し年初来高値、22年3月期業績は2ケタの経常増益見通しに、配当の増額を見込む

株式

2021/4/28 10:21

 東京エレクトロンデバイス(東エレデバ)<2760.T>が急騰。一時610円高の5570円を付け26日の年初来高値5280円を大きく更新した。27日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。2ケタの経常増益見通しに、配当の増額計画を示し、買い人気を集めた。

 22年3月期業績は、売上高1540億円(前期比7.5%増9、経常利益51億円(同10.3%増)を予想する。半導体および電子デバイス事業において、顧客商権の拡大に伴い好調さを維持するとともに、コンピュータシステム関連事業およびプライベートブランド事業では、新規顧客の獲得に引き続き注力する方針。配当は、中間期80円(前期実績40円)、期末95円(同85円)とし、年間で175円(同125円)に増額する見込み。

 21年3月期決算は、売上高が1432億6800万円(前期比5.8%増)、経常利益が46億2500万円(同29.4%増)だった。

 午前10時21分時点の株価は、前日比550円高の5510円。

提供:モーニングスター社

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