日経平均は132円安、構成銘柄ではZHD、ソニーG、TOTOなどが値下がり率上位

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株式

2021/4/30 11:03

 30日午前11時時点の日経平均株価は前営業日比132円12銭安の2万8921円85銭。朝方は、売りが先行した。29日の米国株式は上昇したものの、GW(ゴールデンウイーク)の谷間で明日からの5連休を控え、持ち高調整売りに軟化し、一時2万8894円90銭(前営業日比159円07銭安)まで下落した。ソニーG<6758.T>など決算発表を受けた一部主要銘柄の株安も重しとなった。一巡後は下げ渋り、2万9000円台に引き戻す場面もあったが、買いは続かず、その後はさえない展開となっている。日本時間午前10時に発表された中国4月製造業PMI(購買担当者景気指数)が51.1(前月比0.8ポイント低下)と市場予想の51.7を下回り、投資家心理の後退につながった。

 日経平均構成銘柄では、ZHD<4689.T>、ソニーG<6758.T>、TOTO<5332.T>などが値下がり率上位。半面、サイバー<4751.T>、富士通<6702.T>、日立<6501.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

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