<話題>30日の東証1部における新安値銘柄が高水準な一方、押し目買い意欲は旺盛

株式

2021/4/30 16:51

 今週(26-30日)印象的だったのは30日のマーケット。最終的に日経平均株価は前営業日比241円(0.83%)安の2万8812円で、TOPIX(東証株価指数)は10.82ポイント(0.57%安)の1898.24ポイントで終え、東証1部の値上がり銘柄数は928と、全体の42%にとどまったが、取引時間中においては値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はほぼ拮抗。一方、東証1部における新安値銘柄数は194に上った。

 5連休を控えて持ち高調整の動きが広がる中、値動きの悪い銘柄は見切り売りに値を下げた一方、先高期待に値を上げた銘柄も相当数あったという印象だ。また前回、日銀が701億円のETF(上場投資信託)買い入れを行った4月21日の日経平均の安値2万8419円に対し、30日の安値は2万8760円と、近づいてきたことが押し目買いを誘った可能性もありそう。連休期間中に想定外の悪材料がなければ自律反発的な上昇が見込めそうだが、どうか?

提供:モーニングスター社

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