竹本容器が年初来高値を更新、第1四半期決算で営業利益47.9%増

株式

2021/5/6 16:33

 竹本容器<4248.T>が連騰し、88円高の1022円を付け、1月14日の年初来高値948円を更新した。4月30日引け後に21年12月期第1四半期(21年1-3月)の連結決算を発表、大幅増益を達成し、評価された。

 第1四半期決算は、売上高が38億300万円(前年同期比11.0%増)、営業利益が5億300万円(同47.9%増)となった。国内では、新型コロナウイルス感染症拡大は収束に至っていないものの、日用・雑貨、食品・健康食品区分でリピート注文が増加した。また、中国国内では昨年の新型コロナの影響による生産活動の停止・縮小の影響が無くなり、消費活動が回復基調となったことにより、化粧品向け売上を中心に大幅増収とった。一方、利益面では、内製化努力等により生産効率を高めたことや償却費負担の軽減等により費用増を抑え、売上増に伴い粗利益額が増加した。

 6日の終値は、前日比78円高の1012円。

提供:モーニングスター社

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