(再送)テクノスJが21年3月期決算を発表、22年3月期も増収増益へ

株式

2021/5/14 17:00

 テクノスジャパン<3666.T>が14日、2021年3月期決算を発表した。

 連結売上高は81億9700万円(前期比6.8%増)、営業利益9億2400万円(同3.3倍)、純利益6億6100万円(同5.1倍)だった。

 同社はERP(基幹業務システム)の導入コンサルティング・構築などを手掛けている。21年3月期はERP(基幹システム)、CRM(顧客関係管理)、CBP(同社独自のプラットホーム)による企業の経営・業務システムにおけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進ビジネスを展開。当初は新型コロナで顧客のIT投資抑制などのマイナス影響を想定していたが、既存案件の深耕、新規案件の獲得に注力し、売上高は順調に伸びた。加えて、プロジェクトの着実な遂行、経費抑制で利益面も拡大した。

 一方、22年3月期業績は売上高87億5000万円(前期比6.7%増)、営業利益10億2000万円(同10.4%増)、純利益7億1000万円(同7.4%増)を見込んでいる。

 同社は「Lead the Connected Society to the Future(つながる社会の未来を切り開く)」を掲げており、22年3月期以降に「DX=ERP×CRM×CBP」の本格的な実現を目指す構えだ。

提供:モーニングスター社

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