18日の債券市場見通し=方向感を欠く展開か

債券

2021/5/18 8:24

予想レンジ:債券先物中心限月(21年6月限)151.35円-151.45円、長期国債利回り0.075%-0.085%

 18日の債券市場は、方向感を欠く展開か。

 前日の米国債は下落。米5月NY連銀製造業指数を手掛かりに軟化。欧州国債も売りが先行した。

 国内先物・夜間取引も、小安い水準で推移した。海外市場の流れも引き継ぎ、小口売りが先行しそうだ。朝方に1-3月期GDP(国内総生産)が公表される。新型コロナの影響で、経済回復の厳しさが改めて確認されそうなことは、円債にとって一定の相場下支え材料になりそうだ。ただ、上値は重く、方向感は出にくいようだ。国債入札や日銀・長期国債買い入れオペはともに予定されていない。

提供:モーニングスター社

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