サクサが3日ぶり急反落し年初来安値、22年3月期は大幅な営業減益見通しに

株式

2021/5/18 16:04

 サクサホールディングス(サクサ)<6675.T>が3日ぶりに急反落。182円安の1320円を付け1月4日の年初来安値1348円を割り込んだ。17日引け後、22年3月期の連結業績予想を発表。大幅な営業減益見通しを示し、嫌気された。

 22年3月期業績は、売上高315億円(前期比13.8%減)、営業利益7億5000万円(同67.2%減)を予想。「収益認識に関する会計基準」適用による会計処理の変更を織り込んでいる。半導体の国内部品調達リスクや、世界的規模で発生している半導体需給ひっ迫に伴う部品調達リスクによる業績への影響を全て見込めておらず、多分に不確定な要素を含んでいるとした。

 21年3月期決算は、売上高が365億6100万円(前期比7.0%減)、営業利益は22億8800万円(同0.7%増)だった。

 18日の終値は、前日比59円安の1443円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ