メックが急伸し連日の年初来高値更新、業績予想の上方修正を引き続き評価

株式

2021/5/19 13:09

 メック<4971.T>が急伸。12日引け後の決算発表で21年12月期上期(1-6月)および通期の連結業績予想を上方修正したことが引き続き評価されている様子。株価は前日比129円高の2799円まで値を上げ、18日の年初来高値2785円を更新している。

 同社の21年12月期第1四半期(1-3月)は、売上高35億500万円(前年同期比24.7%増)、営業利益9億7300万円(同95.5%増)。世界各国で加速する在宅勤務・学習の導入や新しい生活様式への対応等の影響を受け、パソコンやタブレット端末、モニターの生産が引き続き堅調に推移し、データ量の増加や5G(第5世代移動通信システム)への切り替えを背景としたサーバー需要も継続する中、大幅な増収・増益を達成した。

 これを踏まえ会社側は上期について、予想売上高を従来の61億円から69億円(前年同期比21.0%増)に、営業利益を11億5000万円から17億5000万円(同54.5%増)にそれぞれ増額。通期は上期の増額分を上乗せする形で売上高136億円(前期比13.8%増)、営業利益31億円(同30.8%増)としたが、更に下期(7-12月)業績に対する上ブレ期待が広がっている印象。

 午後1時7分現在の株価は102円高の2772円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ