ファーストリテが続落、ウイグル問題懸念で売り続く

株式

2021/5/20 16:19

 ファーストリテイリング<9983.T>が続落し、2270円安の8万3880円を付けた。ウイグル族の強制労働をめぐるウイグル問題が引き続き懸念され、売りが続いた。19日、同社が展開するユニクロの綿シャツが、新疆ウイグル自治区産の綿製品に対する禁輸命令に違反した可能性があるとして、米国が1月に輸入を差し止めたことが、米税関の文書で明らかになったと複数メディアが伝え、きのう大幅に下落(終値は2780円安の8万6150円)していた。

 なお、20日付の日本経済新聞によると、同社は19日、米当局の決定は「非常に遺憾」だとコメント。「生産過程で強制労働などの問題がないことが確認されたコットンのみを使用」していると説明したという。

 20日の終値は、前日比450円安の8万5700円。

提供:モーニングスター社

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