<米国株情報>テスラCEO、「テスラは『ダイヤモンド・ハンド』」と投稿―BTCを売り急がない考えか

株式

2021/5/21 10:32

 電気自動車(EV)大手テスラ<TSLA>のイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)は19日、自身のツイッターに「ダイヤモンド」と「両手」の絵文字を交え、「テスラは『ダイヤモンド・ハンド』だ」というコメントを投稿した。

 投資コミュニティで「ダイヤモンド・ハンド」は株など投資対象の資産価値が下がっても持ち続ける人を意味する。連日で暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)が暴落していることを受けてのコメントで、当面はビットコインを売り急がない考えを示したとみられている。経済専門テレビ局フォックス・ビジネス(電子版)などが伝えた。

 ビットコインは4月14日に史上最高値を6万4000ドル台に更新したが、直近では5月19日に3万ドルちょうど近辺まで暴落し、1カ月強で5割近く下落した。コインベース<COIN>上場による材料出尽くし感やウイグル問題に加え、マスクCEOの発言やテスラでのビットコインの決済利用停止措置などを受けて調整色を強めていた。

 ビットコイン同様、テスラの株価も4月14日に付けた直近高値の780.79ドルから下げトレンドを形成しており、5月19日には一時546.98ドルを付け、1カ月強で約3割も下落していた。足元でビットコインの下げは一服しており、20日のテスラの株価も4.14%高の586.78ドルと反発している。

<関連銘柄>

 投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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