富士フイルム、ポータブルタイプの「FUJINON」放送用ズームレンズを6月から順次発売

株式

2021/5/27 7:30

 富士フイルムホールディングス<4901.T>グループの富士フイルムは25日、新開発デジタル・ドライブユニット「S10」を搭載したポータブルタイプの「FUJINON」放送用ズームレンズ(18機種)の販売を6月から順次開始すると発表した。

 今回販売を開始する「FUJINON」放送用ズームレンズ(18機種)は、最先端メカトロニクス技術により開発したデジタル・ドライブユニット「S10」を採用したレンズ。同レンズは、ドライブユニットの応答性を向上させ、カメラのパン・チルト操作時でも、ズームやフォーカスの動きを遅延なく連動させることが可能。スポーツ中継では、正確かつ迅速なズーム・フォーカスにより素早く動く被写体を的確にとらえた映像を、また音楽ライブ配信では、超スローかつスムーズなズーム・フォーカスにより表現力に富んだ映像を撮影できるなど、ロボティックシステムによるリモート撮影でもカメラマンの高度技能による撮影と同等の高品位な映像撮影を実現するという。

 26日の終値は、前日比39円高の7468円。

提供:モーニングスター社

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