Gunosyが反発、三菱UFJモルガン証は「ニュートラル」・目標株価900円に引き上げ

株式

2021/5/27 16:15

 Gunosy<6047.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では26日付で、レーティングを「アンダーウエート」(弱気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価630円から900円に、それぞれ引き上げている。

 2021年4月から運営を開始した「auサービスToday」の業績寄与を中心に、業績予想を増額修正し、バリュエーション倍率も引き上げ、あわせて目標株価を900円に引き上げるとしている。現在の株価水準はおおむねフェアバリューと考えることから、「ニュートラル」に設定するとしている。

 「auサービスToday」はリニューアルリリース完了から約1週間でKDDI<9433.T>と協業のニュースアプリ「ニュースパス」と同水準のDAU(Daily Active Users)規模に到達した模様である一方で、既存サービスであるグノシー、ニュースパス、LUCRAのアクティブユーザー数の減少が続いている点、主力サービスのグノシーの売上高モメンタムの低下には注視が必要であろうともしている。

 同証券では連結営業利益について、21年5月期7億7000万円(前期比10.4%減、従来5億9000万円、会社側計画は5億円)、22年5月期10億4000万円(従来5億8000万円)、23年5月期12億3000万円(同7億1000万円)と試算している。

 27日の終値は、前日比74円高の1002円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ