日経平均は102円安、構成銘柄ではJFE、東海カーボン、カシオなどが値下がり率上位

国内市況

株式

2021/6/1 11:04

 1日午前11時時点の日経平均株価は前日比102円59銭安の2万8757円49銭。朝方は、きのう大幅下落(289円33銭安)した反動から、買い先行となり、前場早々に2万9075円47銭(前日比215円39銭高)まで上昇した。政府が6月下旬にも新型コロナウイルスワクチンの職場や大学での接種を開始する方針を示したと報じられ、支えとして意識された面もある。株価指数先物に断続的な売りが出て、いったん下げに転じた後、プラス圏に切り返す場面もあったが、買いは続かず、再度軟化。先物主導で下げ幅を拡大し、一時2万8611円25銭(同248円83銭安)まで下落した。一巡後は、下げ渋りの動きとなっている。

 日経平均構成銘柄では、JFE<5411.T>、東海カーボン<5301.T>、カシオ<6952.T>などが値下がり率上位。半面、IHI<7013.T>、東レ<3402.T>、三菱重工<7011.T>などが値上がり率上位。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ