4日の債券市場見通し=弱含みの展開か

債券

2021/6/4 8:24

予想レンジ:債券先物中心限月(21年6月限)151.45円-151.50円、長期国債利回り0.070%-0.080%

 4日の債券市場は、下落した前日の米債券市場の流れを引き継ぎ、弱含みの展開となりそうだ。

 今晩公表される米5月雇用統計が良好な結果になるとの連想が強まり、米国債は売られた。

 国内先物・夜間取引は小幅に下落。米債券安の流れも引き継いで売りが先行してスタートしそうだ。前日の10年国債入札が低調な結果だったため、来週8日の30年国債入札など当面の需給イベントに対する警戒意識も重しになりやすい。また、今晩の米雇用統計の上ブレの可能性に対する警戒感が高まり、弱含みで推移しそうだ。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ