<米国株情報>クルーズ大手ロイヤル・カリビアン、7月から運航再開へ―1年4カ月ぶり

株式

2021/6/8 10:22

 クルーズ大手ロイヤル・カリビアン・クルーズ<RCL>は4日、7月から1年4カ月ぶりに米国出発の運航を再開する方針を明らかにした。同社は新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、20年3月からクルーズ船の世界運航を休止していた。

 第1便は7月2日にマイアミ港から出発する。8月末までにカリブ諸島のバハマやカリブ海、アラスカ州、欧州で12隻のクルーズ船が就航する。

 同社のマイケル・ベイリーCEO(最高経営責任者)によれば、4日現在で予約を受けた乗客の90%が新型コロナのワクチンを接種済みか、運航日までに接種することになっている。残りの10%は接種証明が困難か、または無接種の乗客だが、乗船前に検査を受ける。

 ウォルト・ディズニー<DIS>のクルーズ客船子会社ディズニー・クルーズ・ラインも7月から米国領海内での運航再開を目指している。1日、フロリダ州沖合で安全航行を確認するため、ボランティアの乗客を集め、試験運航を行う計画を発表。CDC(米疾病予防管理センター)の許可を得て、同州カナベラル港から「ディズニー・ドリーム」を6月29日から7月1日まで2泊3日で試験運航する予定だ。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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