JR東日本、「新幹線オフィス」の実証実験第2弾を計画

株式

2021/6/8 15:52

 JR東日本<9020.T>は7日、場所や時間にとらわれない多様な働き方やくらしの実現に向けて、「新幹線オフィス」の実証実験第2弾を6月14日から7月16日(土休日除く)の期間で実施すると発表した。今回は、JR北海道と連携して東北・北海道新幹線「はやぶさ」の全列車の1号車を「リモートワーク推奨車両」とし、始発駅から終着駅までの区間で「新幹線オフィス」として利用できるようにする。

 通常、新幹線の座席では携帯電話などでの通話は禁止されているが、「リモートワーク推奨車両」では、座席でのウェブ会議や携帯電話などによる通話が可能。また、協賛企業と連携し、一部の列車では新幹線車内でのリモートワークをより快適にするWi-Fiルーターなどのツールの貸し出しを行う。デスク環境やパーソナル空間づくりも検討する。

 新幹線車内でのリモートワークの課題やニーズを調査し、得られた結果を新たな移動サービスの創出にいかすことで、空間を越えた新しいくらしの実現を目指すとしている。

 8日の終値は、前日比31円高の8412円。

提供:モーニングスター社

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